ふわふわ甘い練乳(れんぎゅう)マドレーヌ
口いっぱいに幸せが広がる!贅沢な練乳(れんぎゅう)マドレーヌ作り
久しぶりに家で焼いてみたマドレーヌ。特に練乳(れんぎゅう)を加えたことで、しっとりとした濃厚な風味が格別です。外はほんのりサクサク、中は雲のようにふわふわとした食感が最高で、口の中でとろけるような濃厚な甘さが心地よい幸せを運んでくれます。作る工程も楽しく、おうちでのお菓子作りの喜びを存分に味わえます。特別な日にも、何気ない日常にも、甘さをプラスしてくれる練乳(れんぎゅう)マドレーヌを一緒に作りませんか?
マドレーヌ生地の材料
- 卵 75g (常温に戻しておく)
- 砂糖 40g
- 塩 ひとつまみ (約0.5g)
- 練乳(れんぎゅう) 50g
- バニラエッセンス 小さじ1/2 (約2.5ml)
- 薄力粉 55g
- アーモンドプードル 25g
- ベーキングパウダー 3g
- 無塩バター 75g (溶かしておく)
- レモン汁 5g (約小さじ1)
調理手順
Step 1
まず、無塩バター75gを耐熱容器に入れ、電子レンジで20~30秒ずつ様子を見ながら、完全に溶かしておきます。生地を作り始めるタイミングで溶かし始めると、後で加える頃にはちょうど良い温かさ(熱すぎない状態)になり、使いやすくなります。
Step 2
大きめのボウルに卵75gを割り入れ、砂糖40gと塩ひとつまみを加えて、泡立て器(ホイッパー)で卵がなめらかになるまでよく混ぜ合わせます。この時、泡立てすぎないように、材料が均一に混ざる程度に優しく混ぜるのがポイントです。
Step 3
1のボウルに、練乳(れんぎゅう)50gとバニラエッセンス小さじ1/2を加え、こちらも泡立て器で、全ての材料が均一に混ざるまで優しく混ぜ合わせます。練乳(れんぎゅう)の甘い香りが生地の風味を豊かにしてくれます。
Step 4
別のボウルに、薄力粉55g、アーモンドプードル25g、ベーキングパウダー3gを合わせ、ふるいにかけて2のボウルに加えます。粉類をふるうことで、ダマにならず生地にふんわりと混ざり、マドレーヌのしっとりとした食感を引き出します。ゴムベラで、粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜ合わせます。混ぜすぎるとグルテンが出てしまい、食感が硬くなることがあるので注意しましょう。
Step 5
1の工程で溶かしておいたバターが熱すぎない「人肌程度」に冷めていることを確認し、レモン汁5gと共に3のボウルに加えます。バターとレモン汁を加えたら、全ての材料が均一に混ざり、なめらかでツヤのある生地になるまで、ゴムベラで優しく混ぜ合わせます。きれいなツヤが出たらOKです。
Step 6
完成したマドレーヌ生地は、密閉容器に入れるかラップをして、冷蔵庫で最低1時間以上寝かせます(熟成させます)。この熟成させることで、材料が馴染み、より風味豊かになり、マドレーヌ特有のぷっくりとした「お腹」がきれいに膨らむのを助けてくれます。
Step 7
生地の熟成が終わったら、絞り袋に生地を丁寧に移し入れます。絞り袋を使うと、マドレーヌ型に生地を均一に絞りやすくなります。
Step 8
マドレーヌ型の内側に、常温に戻したバターを丁寧に塗ります。次に、薄力粉やアーモンドプードルを薄くまぶし、余分な粉は型を軽く叩いてしっかりと落とします。こうすることで、焼き上がったマドレーヌが型ににくっつかず、きれいに取り出すことができます。
Step 9
バターと粉を塗ったマドレーヌ型に、絞り袋で生地を型の80%くらいの高さまで絞ります。焼きあがると膨らむので、型いっぱいに入れすぎないように注意しましょう。210℃にしっかりと予熱したオーブンで5分焼き、その後、温度を180℃に下げてさらに9分ほど焼きます。オーブンの機種によって焼き時間や温度は変わるので、マドレーヌの焼き色を見て、こんがりときつね色になったら焼き上がりです。焼きあがったマドレーヌは、型からそっと外し、ケーキクーラー(網)の上で完全に冷ましてから、ふわふわで美味しい練乳(れんぎゅう)マドレーヌを召し上がってください。