香ばしいそば粉と春キャベツのチヂミ
春の味覚をたっぷり!サクサク香ばしいそば粉の春キャベツチヂミ
冬の寒さの中でも、フキノトウ、ヨモギ、春キャベツ、セリなどの春の訪れを告げる山菜が顔を出し始め、食卓に春の息吹を感じさせてくれます。今回は、そんな春キャベツをそば粉の衣で包み、香ばしく焼き上げた「そば粉の春キャベツチヂミ」をご紹介します。白菜のチヂミとは一味違う、シャキシャキとした食感と、そば粉特有の香ばしさ、そして干しエビの旨味が加わり、豊かな風味を楽しめます。手軽な材料で、美味しいおやつや、お酒のおつまみにもぴったりな、そば粉の春キャベツチヂミをぜひご家庭で作ってみてください!
材料
- 春キャベツ 10枚(きれいに洗って準備)
- そば粉 1カップ(約100g)
- 塩 小さじ1(味を調える)
- 薄力粉 少々(キャベツにまぶす用)
- 干しエビ粉 小さじ1(旨味を加える)
- 黒ごま 小さじ0.5(香ばしさと飾り)
- 揚げ油(サラダ油など) たっぷり
調理手順
Step 1
まず、春キャベツは外側の黄色い葉や汚れのある部分を取り除き、流水で丁寧に洗いましょう。水気をしっかりと切ったら、フライパンの大きさに合わせて適度な大きさに切ります。(ポイント:あまり細かく切りすぎると食感が損なわれるので、5〜7cm程度の長さに切ると良いでしょう。)
Step 2
ボウルにそば粉1カップを入れ、そこに塩小さじ1、旨味を加える干しエビ粉小さじ1、香ばしさをプラスする黒ごま小さじ0.5を加えてください。
Step 3
そば粉がダマにならないように、水を少しずつ加えながらよく混ぜ合わせます。生地の濃さは、箸で軽く持ち上げたときに、とろりんと自然に流れ落ちる程度が目安です。ゆるすぎるとキャベツにうまく絡まず、濃すぎると衣が厚くなってしまいます。(ポイント:生地の濃さを調整するのが難しい場合は、そば粉や水を少しずつ足して様子を見てください。)
Step 4
準備した春キャベツに、薄力粉を全体に薄くまぶしてください。薄力粉をまぶすことで、そば粉の生地がキャベツにしっかりとくっつき、焼いている途中で剥がれにくくなります。
Step 5
薄力粉をまぶした春キャベツを、そば粉の生地に「どぼん」と入れて、表裏にしっかりと生地を絡ませます。余分な生地は軽くはたいて落としてください。あまり厚くつけすぎないようにしましょう。
Step 6
フライパンを中火で熱し、揚げ油(サラダ油など)をたっぷりとひいてください。油が十分に温まったら、そば粉の生地をまとった春キャベツを一つずつフライパンの上に並べます。フライパンが冷たいとチヂミがべたついたり、熱すぎると焦げ付いたりするので、適温を保つことが大切です。
Step 7
片面がきつね色に焼けたら、フライ返しでそっと裏返して、もう片面もこんがりと焼いてください。表裏ともにこんがりとした焼き色がつき、カリッとなるまで、それぞれ3〜5分ほどを目安に焼きます。焼きあがったそば粉の春キャベツチヂミは、キッチンペーパーなどに一時置いて油を切ると、よりさっぱりといただけます。これで、美味しいそば粉の春キャベツチヂミの完成です!