サクサク香ばしいリーフパイ
手作りリーフパイの作り方
一口かじると「サクッ」という軽快な音とともに、香ばしさが口いっぱいに広がるリーフパイを作ってみました。美しい葉っぱの形をしたこのパイは、お砂糖がたっぷりまぶされて、さらに甘くてサクサク。生地を何度も折りたたんで伸ばす工程を経ることで、層になった食感が生まれ、普通のクッキーとは一味違う特別な美味しさが生まれます。まるで市販の「ママの手パイ」のように、香ばしさとサクサク感がたまらない一品です。作りやすく、コストパフォーマンスも良く、そして何より美味しいリーフパイは、ガラス瓶にたっぷり詰めておけば、小腹が空いた時にコーヒーや紅茶のお供にぴったりです。
パイ生地の材料
- 薄力粉 200g
- 砂糖 20g
- 塩 3g
- 冷たいバター 70g (角切り)
- 冷たい水 60ml
- 打ち粉 (生地を伸ばす際に使う分、適量)
- 飾り用の砂糖 (焼く前に振りかける分、適量)
調理手順
Step 1
まず、ボウルにふるった薄力粉を入れます。そこに砂糖20gと塩3gを加えて、泡立て器かゴムベラで軽く混ぜ合わせましょう。こうすることで粉類が均一に混ざり、生地の均一性が高まります。
Step 2
次に、角切りにした冷たいバター70gを加え、ゴムベラを立てるようにして、バターを細かく刻むように粉類と混ぜ合わせます。バターが小豆くらいの大きさになるまで、手の熱が伝わらないように手早く作業するのがポイントです。
Step 3
冷たい水60mlを2〜3回に分けて少しずつ加えながら、粉っぽさがなくなり、生地がパラパラとした状態になるまで混ぜ合わせます。練りすぎないように注意しましょう。生地をひとまとめにしてラップで包み、平らにしてから冷蔵庫で30分ほど休ませます。この工程でグルテンが落ち着き、生地が扱いやすくなります。
Step 4
作業台に打ち粉をたっぷりと振り、冷蔵庫で休ませた生地を取り出します。生地を約0.5cmの厚さに長く伸ばしたら、軽く打ち粉を振り、半分に折りたたみます。再び麺棒で均一な厚さに伸ばし、また半分に折りたたむ作業を5〜6回繰り返します。この「折り込み」の作業が、パイのサクサクとした層を作るための秘訣です。
Step 5
生地を約3mmの薄さに伸ばします。打ち粉をつけた葉っぱの形のクッキー型で生地を型抜きします。型が生地にくっつかないように、作業の途中で適宜打ち粉を使用してください。
Step 6
型抜きした生地の上に、ナイフを使って葉脈のような模様をそっと描いてください。あまり深く切り込まず、軽く跡をつける程度にすると、焼いた時にきれいな模様になります。
Step 7
オーブンシートを敷いた天板に、作ったリーフパイを、くっつかないように間隔をあけて並べます。
Step 8
生地の上に、飾り用の砂糖をまんべんなく振りかけます。砂糖が溶けて焼かれることで、キャラメリゼされ、さらに甘く美味しそうな見た目になります。
Step 9
190℃に予熱したオーブンで約15分焼きます。リーフパイの表面がきつね色になり、縁がカリッとするまで焼いてください。オーブンの機種によって焼き時間は調整してください。
Step 10
焼きあがったらオーブンから取り出し、網の上で完全に冷まします。砂糖がたっぷりかかった、甘くてサクサクの自家製リーフパイの完成です!密閉容器に入れて保存すると、サクサク感が長持ちします。