
香ばしくて塩気のあるおつまみ・おやつ、くるみチヂミ(スホド)
香ばしくて塩気のあるおつまみ・おやつ、くるみチヂミ(スホド)
やみつきになる美味しさ!おうちで簡単・本格くるみチヂミ(スホド)
朝鮮時代の料理書『正祖志』に記されている伝統的なおやつ、スホド(くるみチヂミ)を現代風にアレンジしました。元々くるみがそれほど好きではなかった方でも、このレシピならあっという間に一皿を空っぽにしてしまうかもしれません。塩気と香ばしさの絶妙なバランスが食欲をそそり、おやつにもお酒のおつまみにもぴったりです。しかも驚くほど簡単に作れるので、くるみが美味しいこの時期にぴったりのレシピです。アーモンドを加えて、さらに食感と香ばしさを豊かにし、『正祖志』を参考に昔ながらの製法を現代的に再現しました。
材料- くるみ 1掴み(約50g)
- アーモンド 1/2掴み(約25g)
- 醤油 2/5茶碗(約大さじ2)
- ごま油 大さじ1.5(約23ml)
調理手順
Step 1
まず、くるみとアーモンドを準備します。もし殻付きのくるみを使う場合は、熱湯にさっと浸して殻を柔らかくしてから取り除いてください。最近では殻をむいたくるみも手軽に手に入るので、私のようにむいたものを使っても便利です。
Step 2
準備したくるみとアーモンドを醤油に入れ、15分間しっかりと漬け込みます。こうすることで、くるみとアーモンドに塩気が深く染み込み、風味が一層豊かになります。
Step 3
15分経ったら、くるみとアーモンドをザルにあけて醤油を切り、軽く水気を切ってください。あまり長く漬けすぎると塩辛くなるので注意しましょう。
Step 4
次に、くるみとアーモンドを炒める工程です。まず、使うフライパンを何もひかない状態で弱めの中火にかけ、温めてください。空焚きすることで、材料がくっつくのを防ぐことができます。
Step 5
フライパンが適度に温まったら、醤油から取り出したくるみとアーモンドをそっと加えます。
Step 6
すぐに、ごま油を全体に均一に回しかけます。フライパンの底に醤油が付いているため焦げ付きやすいので、木べらなどを使って絶えず混ぜながら炒めてください。香ばしいごま油の香りがしてくるはずです。
Step 7
炒め始めたときは、くるみとアーモンドの色はまだ薄い茶色をしています。弱火でゆっくりと炒めていきましょう。
Step 8
くるみとアーモンドの表面の色が濃い茶色に変わり、香ばしい香りがさらに強くなってきたら火を止めます。醤油のコーティングのおかげでツヤが出て、美味しそうな色合いになるはずです。火を止めたら、そのままフライパンの中で冷ましてください。余熱で自然にカリッとした食感になります。
Step 9
美味しいくるみチヂミ(スホド)の完成です!温かいままでも美味しいですし、完全に冷めた後に密閉容器に入れておけば、いつでも楽しめる素晴らしいおやつやおつまみになります。

