
香ばしい春の山菜、ジッチンゲの和え物レシピ
香ばしい春の山菜、ジッチンゲの和え物レシピ
甘酸っぱさでご飯が進む!米麹コチュジャンで作る、旬のジッチンゲのナムル和え
春の味覚、ジッチンゲ(スイゼンジノリ)で食欲をそそるナムルはいかがでしょうか。アザミに似た花と、ハコベに似た葉を持つジッチンゲは、古くから薬用としても使われてきた貴重な山菜です。体を冷やす性質があり、熱を下げたり傷を癒したりする効能があると言われており、春の健康にもぴったりです。米麹コチュジャン(쌀코지 고추장)を使えば手軽に作れますが、もし手元になければ、普通のコチュジャンにオリゴ糖を少し足すことで味のバランスを整えることができます。ご飯が止まらなくなる、香ばしくて美味しいジッチンゲの和え物、さっそく作ってみましょう。
材料- ジッチンゲ 200g
- ニンニクみじん切り 大さじ1
- オリゴ糖 大さじ2
- 米麹コチュジャン 大さじ3
- 白ごま 少々
調理手順
Step 1
田舎の市場などで見かける新鮮なジッチンゲをナムルにしてみましょう。まず、沸騰したお湯にジッチンゲを入れ、2分ほどさっと茹でます。すぐに冷水にとり、熱を取ってから、1日から2日間、水に浸けてアクや不純物を取り除きます。この工程を経ることで、ジッチンゲがより柔らかくなり、すっきりとした味わいを楽しめます。
Step 2
1日から2日間水に浸しておいたジッチンゲは、手でしっかりと水気を絞ります。このように水気をよく切ることで、調味料がバラけず、しっかりと染み込みます。
Step 3
茹でて水気を切ったジッチンゲは、葉が固まっていることがあります。手で優しく一枚一枚ほぐし、調味料が均一に絡むように準備します。
Step 4
ジッチンゲの根元部分は固いことがあるので、1〜2箇所、包丁で切り込みを入れて柔らかくします。こうすることで、全体的に均一な食感を楽しむことができます。
Step 5
食べやすい大きさに、ジッチンゲを3等分くらいに切ります。あまり細かく切りすぎると、山菜の食感が失われることがあるので、適度な大きさに切ってください。
Step 6
いよいよ調味料を加えて和える工程です。ボウルに準備したジッチンゲを入れ、ニンニクみじん切り大さじ1、米麹コチュジャン大さじ3、オリゴ糖大さじ2を加えます。米麹コチュジャンがない場合は、普通のコチュジャンを使っても大丈夫です。その際、普通のコチュジャンを使う場合は、甘さを調整するためにオリゴ糖をお好みで加えてください。調味料が全体に均一に馴染むように、手で優しく揉み込むように和えます。
Step 7
最後に、出来上がったジッチンゲの和え物を器に盛り付けます。その上から白ごまをパラパラと振りかけると、香ばしい風味とともに、より美味しそうなナムルが完成します。春の香りが満載のジッチンゲの和え物で、楽しい食卓を演出してください。

