
本格参鶏湯(サムゲタン):夏バテ解消にぴったりの滋養スープ
本格参鶏湯(サムゲタン):夏バテ解消にぴったりの滋養スープ
夏を乗り切る元気の源!本格参鶏湯(サムゲタン)の作り方
暑い夏が近づくと、体の疲れを感じやすくなりますよね。そんな時期にぴったりの、滋養たっぷりな参鶏湯(サムゲタン)をご紹介します。新鮮な高麗人参(すーさむ)の風味が効いた、奥深い味わいのスープと、ぷりぷりでとろけるような鶏肉のハーモニーは格別です。ご家庭でも本格的な参鶏湯が作れるよう、丁寧に解説します。
主な材料- 若鶏 1羽(約900g)、下処理済
- 新鮮な高麗人参(すーさむ) 2本
- にんにく 1掴み(約10~15かけ)
- 乾燥なつめ 5個
- 長ねぎ 1本
- 玉ねぎ 1個(中サイズ)
調理手順
Step 1
まず、鶏肉は流水で丁寧に洗い、内臓や血合いなどをきれいに取り除いてください。内側も外側もきれいに洗うことで、臭みのない澄んだスープになります。
Step 2
新鮮な高麗人参は、柔らかいブラシで土を優しくこすり落とします。乾燥なつめも流水でさっと洗い、汚れを落とします。にんにくは皮をむいて準備しておきましょう。
Step 3
圧力鍋に下処理した鶏肉を入れ、鶏肉が半分浸るくらいのたっぷりの水を注ぎます。洗った玉ねぎ1個、長ねぎ1本、にんにくと乾燥なつめを一緒に加えます。圧力鍋の蓋をしっかり閉め、強火にかけます。蒸気が出始めたら弱火にし、約10分間煮込みます。
Step 4
圧力鍋で10分加熱した後、蒸気を抜いて蓋をそっと開けます。鶏肉から浮き出た余分な脂を、スプーンやお玉で丁寧に取り除きます。脂を取り除いたら、蓋を開けたまま中火でさらに10分ほど煮込み、鶏肉の旨味をスープにしっかりと引き出します。
Step 5
いよいよ、参鶏湯の主役である高麗人参を加える工程です。洗った高麗人参を鍋に入れ、普通の鍋の蓋をして、さらに約10分間煮込みます。このひと手間で、高麗人参の爽やかな香りがスープ全体に豊かに広がります。
Step 6
完成です!全ての工程が終わると、噛むほどに旨味が広がり、口の中でとろけるような柔らかい参鶏湯が出来上がります。こうしてできた濃厚なスープは、ご飯を加えて煮込めば、香ばしい参鶏湯のお粥としても楽しむことができ、さらに満足感のある一食になりますよ。

