
映画の余韻に浸る、シナモン香るクレームブリュレ
映画の余韻に浸る、シナモン香るクレームブリュレ
映画『リトル・フォレスト』のクレームブリュレ | PANG E
心温まる映画『リトル・フォレスト』からインスピレーションを受けた、絶品クレームブリュレのレシピをご紹介します。この特別なレシピでは、バニラの代わりにシナモンパウダーを少量加えることで、香ばしくもどこか懐かしい、個性豊かな風味に仕上げました。とろりとなめらかなカスタードと、パリパリに焦がしたキャラメルのコントラストがたまらないデザートです。おうちカフェで、大切な人との特別なひとときに、ぜひ手作りしてみてください。YouTubeチャンネル「PANG E」の登録もよろしくお願いします!
クレームブリュレ生地- 卵黄 2個分
- グラニュー糖 45g
- 牛乳 150ml
- 生クリーム 100ml
- シナモンパウダー 1g
- コーンスターチ 10g
調理手順
Step 1
鍋に牛乳と生クリームを入れ、中弱火で温めます。沸騰させないように注意しながら、温まったら火から下ろし、シナモンパウダーを加えて香りが立つまでしばらく置きます。
Step 2
別のボウルに卵黄、グラニュー糖、コーンスターチを入れます。泡立て器やゴムベラを使い、ダマがなくなり、砂糖が溶けてなめらかになるまでよく混ぜ合わせます。
Step 3
温めた牛乳と生クリームの混合液を、卵黄のボウルに少しずつ加えながら、絶えず混ぜ続けます。卵黄が熱で固まるのを防ぐため、一度にたくさん加えるのではなく、ゆっくりと注ぎながら混ぜるのがポイントです。全体が均一に混ざり、なめらかなカスタード液になればOKです。
Step 4
なめらかになったカスタード液を、細かいザルで一度濾します。これにより、もし残っているダマや卵の膜を取り除き、より一層なめらかな舌触りに仕上がります。耐熱容器(ココット皿やラメキンなど)に、カスタード液を容器の2/3程度の高さまで注ぎ入れます。
Step 5
オーブン対応のバットに熱湯を張り、カスタード液を入れた容器を並べ、湯煎焼きにします。150℃に予熱したオーブンで約30分間、じっくりと焼き上げます。竹串などを刺してみて、澄んだ液が出てくれば焼き上がりです。中心部が少しプルプルするくらいが目安です。
Step 6
焼きあがったクレームブリュレは、オーブンから取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やします。最低でも2〜3時間、できれば一晩冷やすことで、味がなじみ、食感が安定します。
Step 7
冷えたクレームブリュレの表面に、ブラウンシュガー(またはグラニュー糖)を均一に、少し厚めに振りかけます。家庭用のバーナー(トーチ)を使い、表面の砂糖を均等に炙っていきます。砂糖が溶けてキャラメル色になり、パリパリとした香ばしい層ができるまで炙りましょう。バーナーがない場合は、オーブンのグリル機能で短時間、目を離さずに様子を見ながら焼くか、薄く溶かしたキャラメルを上にかけて固めても良いでしょう。
Step 8
キャラメル層が少し冷えて固まったら、スプーンで軽く叩いて割ってみましょう。パリッとした食感と、中のなめらかなカスタードのコントラストをお楽しみください。シナモンの香りがふわりと広がる、風味豊かなデザートです。どうぞ召し上がれ!

