
旬の味覚、旬のドダリ(カレイ)と生わかめのすまし汁
旬の味覚、旬のドダリ(カレイ)と生わかめのすまし汁
春の旬、ドダリ(カレイ)と新鮮な生わかめを使った、すっきりと深みのある味わいの「ドダリわかめスープ」のレシピ
春の訪れを告げる旬のドダリ(カレイ)と、みずみずしい生わかめをたっぷり使った、旨味あふれる「ドダリわかめスープ」をご紹介します。魚臭さが心配? 全く心配いりません! 澄んだ、すっきりとしたスープが格別で、春の季節感を満喫できる特別な一品です。生わかめの下処理に最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば誰でも簡単に作れるシンプルな工程なんですよ。風味豊かなドダリと、とろけるようなわかめが織りなす春の味覚、ドダリわかめスープをぜひお楽しみください。
材料- 生わかめ 1握り
- 下処理済みのドダリ(カレイ) 1尾(約300g)
- ごま油 大さじ1
- だし醤油(クッカンジャン)大さじ2
- おろしにんにく 大さじ1
- 昆布だし・いりこだし(または合わせて7カップ)
調理手順
Step 1
新鮮な生わかめは、冷たすぎないぬるま湯に約30分ほど浸して柔らかくします。冷たすぎる水よりもぬるま湯の方が、わかめを柔らかくするのに役立ちます。戻したら、流水で数回優しく振り洗いし、きれいに洗って水気を切ってください。(ヒント:戻した生わかめを、コチュジャンやごま油醤油につけて食べても美味しいですよ。)
Step 2
洗った生わかめの、硬い茎や根元の部分をきれいに取り除き、柔らかい葉の部分を、食べやすい大きさ(1握り分)にざっくりと切ります。細かく切りすぎず、適度な大きさに切ることで食感が良くなります。
Step 3
ドダリ(カレイ)は、うろこ、頭、ひれ、内臓をすべて取り除き、きれいに下処理します。下処理したドダリに軽く塩を振って下味をつけておくと、調理中に身が崩れるのを防ぎ、しっかりとした食感を保つことができます。(この下処理は、ご家族の協力を得るとさらにスムーズです。)
Step 4
下味をつけたドダリ1尾(約300g)を、食べやすいように4等分に切ります。切り分けたドダリの身は、スープで煮るのにちょうど良い大きさです。
Step 5
深めの鍋に準備した生わかめを入れ、ごま油大さじ1、だし醤油(クッカンジャン)大さじ2、おろしにんにく大さじ1を加えてください。中火で、わかめがしんなりとして鮮やかな緑色に変わるまで、約3~5分間しっかりと炒めます。この工程により、わかめの生臭さを抑え、旨味を引き出すことができます。
Step 6
わかめが十分に炒められたら、7カップの昆布だしといりこだし(または合わせて用意しただし)を鍋に注ぎ、強火で沸騰させます。だしをたっぷり使うことで、スープに深みが出ます。
Step 7
だしが全体的にぐつぐつと沸騰したら、準備しておいたドダリの切り身を鍋にそっと加えます。魚を加えた後も中火を保ち、煮続けます。
Step 8
ドダリに火が通り、スープに魚の旨味が十分に溶け出すまで、さらに約5~7分煮ます。味見をして、もし薄ければ塩で最終的な味を調えてください。ドダリの身が崩れやすくなるので、煮すぎには注意し、適度な加減で火を通すのがポイントです。

