
大根の葉(シレギ)を柔らかく茹でる方法
大根の葉(シレギ)を柔らかく茹でる方法
栄養満点の大根の葉(シレギ)を柔らかく茹でる秘訣を公開!
冬の間、丁寧に乾燥させた大根の葉(シレギ)は、必要な時にいつでも調理できる便利な食材です。特に炒め物や、風味豊かなシギチゲ(大根の葉のスープ)として楽しまれています。ビタミンが豊富でダイエット食にも適したシレギの人気は年々高まっています。よく乾燥させたシレギを柔らかく茹でると、炒め物やスープにすると格別に美味しいです。今日は、シレギをさらに柔らかく茹でる方法を詳しくご紹介します。
主な材料- 乾燥大根の葉(シレギ)
- 砂糖 大さじ1
- 小麦粉 大さじ1
調理手順
Step 1
まず、乾燥したシレギは葉が傷まないように、たっぷりの水に浸して冷水で戻してください。シレギを茹でるにはかなりの時間がかかるため、あらかじめ戻しておくと調理が格段に楽になります。時間がない場合でも、最低30分以上は必ず戻すようにしましょう。
Step 2
冷水で戻したシレギは、水に浮いてきます。鍋に水とシレギを、おおよそ半々くらいの割合で入れて茹で始めます。シレギの茹で方には様々な方法があります。圧力鍋を使う方法、普通の鍋で茹でる方法、そして砂糖や小麦粉を加える方法など、お好みに合わせて選ぶことができます。今日は、2つの方法を比較しながら茹でてみましょう。
Step 3
一方の鍋には砂糖大さじ1を加えて茹で、もう一方の圧力鍋には小麦粉大さじ1と砂糖大さじ1を一緒に入れて茹でてみます。果たしてどちらの方法がシレギをより柔らかくするのか、実際に試してみましょう!
Step 4
普通の鍋では約40分、圧力鍋では約30分茹でた後、鍋の蓋を閉めたまま完全に冷めるまで待ち、シレギの外側の皮を剥きました。正直に言うと、この2つの方法の大きな違いは感じられませんでした。シレギの乾燥の仕方によっても食感が変わってくるようです。よく乾燥したシレギは皮も剥きやすく、硬くありませんが、乾燥が不十分だったり、風通しの悪い場所で乾燥させたりしたシレギは、少し硬さを感じることがあります。茹で時間によっても柔らかさは変わりますが、茹ですぎると葉の部分がふやけてしまい、食感がなくなってしまうので注意が必要です。
Step 5
茹で上がったシレギをそれぞれお皿に盛り付けて比較してみました。見た目では大きな違いを見つけるのは難しかったです。シレギ特有の臭みもなく、柔らかさの違いもそれほど感じられませんでした。一般的には圧力鍋の方がよく茹で上がって柔らかくなると予想していましたが、今回の実験では大きな差は感じられませんでした。
Step 6
シレギは外側の皮を取り除くことも大切ですが、きれいになるまで何度もすすぐ工程が不可欠です。不純物が残らないように、念入りに洗いましょう。シレギの下ごしらえをして、食べられる状態にするまでには、思った以上の時間と労力がかかります。しかし、それだけの栄養価と美味しさがある食材なので、手間をかける価値は十分にあります。

