
外はサクサク、中はしっとり!黄金比の塩パンレシピ
外はサクサク、中はしっとり!黄金比の塩パンレシピ
大人気!おうちで焼きたてのように美味しい塩パンのホームベーキングレシピ
地元のお店でもあっという間に売り切れてしまう、魔性の魅力を持つ塩パン!外はカリッと香ばしく、中はバターの風味が豊かでしっとりとした塩パンを、ぜひご自宅で手作りしてみませんか?意外と難しくなく、ホームベーキング初心者の方でも十分に成功できる、詳しいレシピをご紹介します。焼きたてのパンの幸せを、ぜひご家庭でお楽しみください!
塩パン生地- 強力粉 200g
- 薄力粉 70g
- 砂糖 20g
- 塩 5g
- インスタントドライイースト 3g
- 牛乳 180g
- 無塩バター(室温に戻す)15g
- 冷たい無塩バター 6個(約18gずつ)
調理手順
Step 1
大きめのボウルに、強力粉200gと薄力粉70gを正確に計量して入れてください。2種類の粉を混ぜることで、パンの食感がより一層柔らかくなります。
Step 2
ふるった小麦粉に3つのくぼみを作り、それぞれのくぼみにインスタントドライイースト3g、砂糖20g、塩5gをそれぞれ別々に入れてください。イーストと塩が直接触れると発酵が遅れることがあるので注意しましょう。
Step 3
人肌程度に温めた牛乳180gを生地に注いでください。牛乳の温度は、熱すぎず、指を入れてみてほんのり温かい程度が適温です。
Step 4
いよいよ本格的な生地作り開始!最初はベタつく生地ですが、ボウルの中で生地を押し伸ばしてはたたむ作業を10分以上繰り返してください。まるで布巾を洗うように、たたむ作業を繰り返すと、いつの間にか生地が滑らかになり始めます。その後、3分ほど生地を台に叩きつけるようにしてこねると、グルテンの形成を助けます。
Step 5
生地がある程度滑らかになったら、室温に戻して柔らかくしたバター15gを加え、再び15分間「布巾を洗うように」生地を伸ばしてはたたむ作業を繰り返してください。バターが生地に完全に吸収されるまで、しっかりとこねることが、柔らかい塩パンを作るための秘訣です。
Step 6
バターが生地に完全に溶け込んだら、生地を手のひらの付け根で力強く叩きつけます。生地を伸ばしたときに指が透けて見えるほど薄く透明な膜ができるまでこねるのが重要です。この工程を「グルテン膜の確認」といいます。
Step 7
生地を丸くまとめてボウルに入れ、ボウルの下に45度程度のお湯を入れた容器を置きます。オーブンの発酵モードを使用するか、暖かい場所で1時間かけて一次発酵させます。
Step 8
1時間の発酵が終わった生地を指で軽く押してみてください。指の跡がそのまま残り、ゆっくりと膨らんでくるようであれば成功です。発酵が足りない場合は、10〜20分追加で発酵させてください。
Step 9
発酵が終わった生地を作業台に移し、長細く伸ばした後、カード(スケッパー)を使って75gずつ均等に分割してください。合計6個の生地ができます。
Step 10
分割した生地は、表面が乾かないように軽く丸め(丸め作業)、滑らかな面が上になるように形を整えてください。
Step 11
丸めた生地の上にラップをかけ、20分間常温で休ませる「ベンチタイム」を取ります。この工程により、生地がさらに柔軟になり、成形しやすくなります。
Step 12
塩パンの中に入れるバターは、あらかじめ6等分にカットして準備しておいてください。1個あたり約18gが目安で、冷たい状態のまま使用するのがおすすめです。
Step 13
ベンチタイムが終わった生地は、めん棒を使って細長い円筒形に伸ばして広げます。あまり薄くしすぎず、中央部分が少し厚くなるように伸ばしましょう。
Step 14
広げた生地の広い方(上側)を、親指で軽く押して中心を固定します。
Step 15
生地を上から下へ、ロールケーキのようにしっかりと巻き込んでいきます。このとき、空気が入らないように、きつめに巻くことが重要です。
Step 16
生地の端の部分を軽く押さえて閉じ、準備しておいた冷たいバターの塊を生地の中央に入れ、しっかりと包み込みます。バターが漏れ出さないように、端の部分をしっかりと閉じてください。
Step 17
成形した塩パンは、ベーキングシートの上に間隔をあけて並べ、二次発酵させます。暖かい場所で約50分間、生地が1.5倍程度に膨らむまで発酵させてください。
Step 18
200℃に予熱したオーブンで13分間焼きます。オーブンの機種によって、焼く時間や温度は調整してください。表面がきつね色になるまで焼き上げます。
Step 19
焼きあがったばかりの熱々の塩パンは、粗熱を少し取ってから、ケーキクーラーなどの網の上で完全に冷ましてください。温かいままでも美味しいですが、完全に冷ますことで、より一層カリッとした食感を楽しむことができます。

