
基本の野菜だし作り:深みとコクのあるベジタブルブロス
基本の野菜だし作り:深みとコクのあるベジタブルブロス
キッチン基本:旨味たっぷり!自家製野菜だし(ベジタブルブロス)
朝晩が肌寒くなり、温かいものが恋しい季節になりましたね。お鍋やお味噌汁を、もっと美味しく、そして簡単に作るための基本の野菜だし(ベジタブルブロス)をご紹介します。この万能だしがあれば、どんなお料理も格段にレベルアップすること間違いなしです。
野菜だしの材料- 昆布:手のひらサイズ 5枚(表面の汚れを優しく拭いてください)
- 干ししいたけ:4個(ぬるま湯で戻してください)
- 玉ねぎ:1個(皮ごと使うと、きれいな色と風味がでます)
- 玉ねぎの皮:1/4個分(きれいに洗って準備)
- 長ねぎ:2本(白い部分を中心に、きれいに洗ってください)
- 大根:1/4本(皮ごと使ってもOKです)
- 乾燥唐辛子:4本(種を取り除くと、すっきりとした味わいに)
- 干ししいたけの戻し汁:1掴み分(または乾燥唐辛子:1掴み分)
- 水:3L(材料がしっかり浸かるくらいの量)
調理手順
Step 1
まず、昆布と干ししいたけを準備します。昆布は乾いた布巾で表面の白い粉を軽く拭き取ります。干ししいたけは、ぬるま湯に30分ほど浸して戻しておきましょう。この戻し汁も捨てずに一緒に使います。
Step 2
次に、鍋にきれいに洗った野菜(玉ねぎ、玉ねぎの皮、長ねぎ、大根)と、準備した昆布、戻した干ししいたけ、乾燥唐辛子を全て入れます。たっぷりの3Lの水を注ぎ、材料がしっかりと浸かるようにします。
Step 3
強火にかけ、沸騰したら弱火にし、中火で約20分ほど煮込みます。こうすることで、野菜の旨味がしっかりとだしに溶け出します。煮込みすぎると苦味が出ることがあるので注意してください。
Step 4
20分後、火を完全に止めます。鍋に入れたまま、だしが冷めるまで待ちましょう。熱いうちにこすと、細かいアクや具材がでてしまいがちなので、しっかり冷ますのがポイントです。
Step 5
だしが十分に冷めたら、細かいザルや布巾を使って、鍋の中身を丁寧にこします。澄んだ、風味豊かな野菜だし(ベジタブルブロス)の完成です!これが、様々なお料理の基本となる万能だしになります。
Step 6
こうして作っただしは、完全に冷めたら清潔なガラス瓶や密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。約1週間ほど新鮮に使えます。お味噌汁や煮物、炒め物など、様々なお料理に活用すれば、調理時間の短縮になるだけでなく、お料理の深みと風味を格段にアップさせてくれます。いつものお料理が、ワンランク上の美味しさになる魔法をぜひ体験してください!

