夏の野菜であるエゴマの葉は体内の毒素排出を助け、食物繊維が豊富なこんにゃくは満腹感を与え、食べ過ぎを防ぐ代表的なダイエット食品です。また、コダリ（干たら）には良質なタンパク質であるコラーゲンが豊富に含まれています。一見意外な組み合わせかもしれませんが、一度食べるとご飯が止まらなくなる「ご飯泥棒」のような一品です。食糧難の時代には、特別な日に脂っこくタンパク質が豊富な食べ物が好まれましたが、現代では油っぽい食べ物は敬遠されがちです。タンパク質は過剰摂取しても、脂肪や炭水化物とは異なり、余分な分は体外に排出されるため、腎臓に負担をかけず、残ることもありません。そのため、必要な分だけ摂取することが、むしろ体を養う方法なのです。