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カリッとジューシー!親子の味 鯖の塩焼き





カリッとジューシー!親子の味 鯖の塩焼き

おうちで本格!鯖の塩焼きをカリッとジューシーに焼く秘訣

子供の頃、食卓に鯖の塩焼きがないとご飯を食べないほど鯖が大好きでした。母が何度となく聞かせてくれた話があります。それは、鯖を焼こうとして鍋を焦がしてしまい、父に叱られるのを恐れて、こっそり鍋を捨てたという、母の数あるおもしろエピソードの一つです。今では昔ほど頻繁に鯖を食べるわけではありませんが、夫のハービーが鯖をとても好きなので、私が心を込めて焼いてあげる機会が増えました。美味しい焼き魚の秘訣は、新鮮な材料と丁寧な調理プロセスにあります。魚をあらかじめ塩で締め、適切な塩加減に調整し、焼いている間は火加減を細かく調整しながら、ゆったりと焼き上げることが重要です。最後に荏胡麻油(えごまゆ)を垂らすと、香ばしい風味が加わり、絶妙な美味しさが生まれます。外はカリッと、中はふっくらとした、香ばしさあふれる鯖の塩焼きが一皿あれば、他のおかずは何もいりません。今から、母の味と私のノウハウが詰まった、美味しい鯖の塩焼きのレシピを詳しくご紹介します。

料理情報

  • 分類 : 主菜
  • 材料カテゴリ : 海鮮類
  • 状況 : 日常
  • 調理法 : 焼く
  • 人分 : 3 人分
  • 調理時間 : 60 分以内
  • 難易度 : 中級

主材料
  • 新鮮な鯖 6切れ
  • 粗塩 2大さじ(鯖の塩締め用)
  • サラダ油またはキャノーラ油 大さじ2(焼き用)
  • 香ばしさを加える荏胡麻油(えごまゆ)大さじ1~2

調理手順

Step 1

まず、新鮮な鯖を流水で丁寧に洗い、準備します。次に、鯖の表面に粗塩をたっぷりと振りかけます。この工程は、鯖の水分を適度に抜き、身をより引き締めて美味しくする効果があります。そのまま30分ほど置いて味をなじませてください。塩締め時間が長すぎると塩辛くなるので、時間を守ることが大切です。魚は少し塩味が効いている方が、臭みも減り、身の食感もより良くなります。

Step 2

30分後、鯖の表面についた塩を流水で丁寧に洗い流してください。塩抜きをした後、キッチンペーパーを使って鯖の水分をしっかりと拭き取ります。水分が残っていると、焼くときに油がはねやすくなるため、水分を完全に拭き取ることが、カリッとした食感を引き出す上で重要です。

Step 3

いよいよ鯖を焼いていきます。フライパンを中強火で熱し、サラダ油かキャノーラ油を大さじ2程度、たっぷりとひいてください。油が十分に温まったら、水気を拭き取った鯖をフライパンに並べます。最初は強めの火で表面を香ばしく焼き固めることで、旨味を閉じ込めることができます。

Step 4

鯖をフライパンに並べたら、香ばしさをプラスするために荏胡麻油(えごまゆ)を大さじ1ほど回しかけてください。荏胡麻油は、魚特有の生臭さを効果的に抑え、香ばしい風味を最大限に引き出し、鯖の塩焼きを一層美味しくします。美味しい鯖の塩焼きのための重要な工程です!

Step 5

鯖の片面が約10分ほど、香ばしく焼き色がつくまで待ちます。裏返す前に、火を中火に少し弱めるのが良いでしょう。ここから、鯖を慎重に裏返してください。反対側も、表側と同様に香ばしく焼き色がつくまで焼きます。最後に、表面をさらにカリッと香ばしくするために、火を再び少し強火にし、短時間焼くと、外はカリッと、中はふっくらとした完璧な鯖の塩焼きが完成します。焼き立ての熱々をぜひお楽しみください!



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