
ふんわり手作り!基本の朝食パン
ふんわり手作り!基本の朝食パン
薄力粉で作る、手ごねで簡単!美味しい朝食パンの作り方
おうちでパン屋さんの味!しっとりふわふわ食感がたまらない、薄力粉を使った手ごねの朝食パンレシピです。焼きたてのパンの豊かな香りと美味しさを、ぜひご家庭でお楽しみください。
パン生地の材料- 温かい牛乳 160g
- インスタントドライイースト 5g
- 薄力粉 310g(ふるっておく)
- 塩 5g
- 砂糖 40g
- 室温の卵 1個
- 室温で柔らかくした無塩バター 35g
調理手順
Step 1
小さなボウルに温かい牛乳(160g)とインスタントドライイースト(5g)を入れ、よく混ぜます。電子レンジで約30秒温めると、イーストが活発になりやすくなります。イーストが溶けたらラップをし、他の材料を準備している間、そのまま置いておきます。
Step 2
大きめのボウルに、ふるっておいた薄力粉(310g)、塩(5g)、砂糖(40g)を入れ、軽く混ぜ合わせます。あらかじめ粉類を混ぜておくことで、生地全体に均一に混ざりやすくなり、こねる作業が楽になります。
Step 3
粉類の中央にくぼみを作り、室温に戻して柔らかくなった卵(1個)を割り入れます。そこに、先ほど温めておいた牛乳とイーストの混ぜ液を少しずつ加えながら、ヘラや手で生地をひとまとめにします。最初は少しゆるくても大丈夫です。
Step 4
生地がある程度まとまったら、いよいよ表面がなめらかになるまでこねていきます。台の上に出し、手のひらの付け根を使って生地を伸ばしたり、折りたたんだりを繰り返すことで、グルテンが形成され、弾力のある生地になります。
Step 5
生地がある程度なめらかになったら、室温で柔らかくしておいたバター(35g)を加えるタイミングです。
Step 6
バターを加えたら、生地に完全に吸収されるまで、たたきごねや折りたたむ作業を続けます。バターが生地から分離せず、一体化するまでしっかりとこねることが重要です。
Step 7
バターがすべて生地に混ざり、なめらかで弾力のある生地ができたら、生地の表面をきれいに丸め、ボウルに戻し入れます。ラップをかけて、一次発酵を開始します。
Step 8
一次発酵は、生地が約2倍の大きさになるまで行います。温かい環境が発酵を助けるため、ボウルの下に熱湯を入れた器を置くか、暖かい場所(オーブンの中や室温など)に置いて、約1時間発酵させます。(発酵時間は温度によって異なります。)
Step 9
一次発酵がうまくいったかどうかの確認は、生地に指をそっと刺してみて、指の跡がそのまま残るか、生地を伸ばしてみて薄い膜が張る(クモの巣のように伸びる)状態になったら成功です。
Step 10
2倍に膨らんだ生地は、拳で優しく押さえてガスを抜きます。強く押しすぎると、食感がパサついてしまうことがあるので、ふんわりと抜くのがコツです。
Step 11
ガスを抜いた生地を、約40gずつ均等な大きさに分割します。包丁やスケッパーを使うと便利です。
Step 12
分割した生地は、表面がなめらかになるように丸め直します。丸めることで、焼成中に生地が割れるのを防ぎ、きれいな形に仕上がります。
Step 13
丸めた生地は、オーブンシートを敷いた天板の上に、間隔をあけて並べます。焼成中にくっつかないように、十分なスペースを確保してください。
Step 14
ここで二次発酵を開始します。オーブンを100℃程度に軽く予熱してから電源を切り、熱湯を入れた器と一緒に生地を並べた天板をオーブンに入れ、ドアを閉めて約50分間発酵させます。暖かく湿った環境が二次発酵に効果的です。
Step 15
二次発酵が終わって生地がふっくらしたら、パンの表面にハケで優しく牛乳を塗ります。これにより、パンの表面がよりしっとりとし、美味しそうな焼き色がつきます。
Step 16
180℃に予熱したオーブンで、約20分間焼きます。パンの表面がきつね色にこんがりと焼けたら完成です。
Step 17
オーブンの性能や環境によって、焼成時間や温度は調整が必要な場合があります。焦げ付かないように、途中で確認してください。
Step 18
オーブンから取り出したパンに、温かいうちにバターか牛乳を少し塗ると、さらにしっとりつやつやの朝食パンになります。そのままでも十分美味しいですが、甘いジャムや、食べ応えのあるあんことバターを添えていただくと、より一層豊かな味わいを楽しめます。

