
とろける口どけ!基本のパンナコッタの作り方
とろける口どけ!基本のパンナコッタの作り方
「加熱したクリーム」という意味を持つ特別なデザート、パンナコッタ
材料は驚くほどシンプルなのに、味わいは格別なデザートをご紹介します。イタリアではとてもポピュラーなデザートなんですよ。生クリームをたっぷり使うことで、濃厚でミルキー、そして上品な甘さが楽しめるパンナコッタは、まさに至福のひとときをもたらしてくれます。お家で簡単に作れるので、ぜひ大切な人たちと一緒に、この贅沢な味わいを体験してみてください。
パンナコッタ生地- 生クリーム 500g (乳脂肪分35%以上推奨)
- 牛乳 80g
- 板ゼラチン 3枚 (または粉ゼラチン 5g)
- 砂糖 大さじ4 (甘さはお好みで調整してください)
調理手順
Step 1
まず、パンナコッタを盛り付けるための、お気に入りのグラスやココット皿などを準備しましょう。イタリアでは、そのまま器ごとテーブルに出すことが多いので、事前に準備しておくとスムーズに進められます。
Step 2
清潔な鍋に、砂糖大さじ4を計量して入れます。甘さはお好みで加減してください。もっと甘めがお好きなら、大さじ1~2杯増やしても大丈夫です。
Step 3
次に、鍋に生クリーム500gを注ぎ入れます。パンナコッタの風味を左右する重要な材料なので、できるだけ新鮮なものを選びましょう。
Step 4
鍋を弱火にかけ、砂糖がゆっくりと溶けるまで静かに混ぜ合わせます。ここで最も重要なのは、絶対にクリームを沸騰させないことです!沸騰させてしまうと、乳化が壊れて風味が損なわれたり、分離したりする原因になります。鍋の縁に小さな泡がふつふつと見え始めたら、すぐに火からおろしてください。あくまで温める程度が大切です。
Step 5
別のボウルに牛乳80gを入れ、用意した板ゼラチン3枚を細かくちぎって加えます。ゼラチンが牛乳をしっかり吸って、ふやけるまで約10分間そのまま置いておきましょう。(粉ゼラチンの場合は、粉ゼラチン5gを冷たい水大さじ2~3杯に混ぜて5分ほどふやかしてください。)
Step 6
ゼラチンが十分にふやけたら、温かいクリームが入った鍋に加えます。ゼラチンのかたまりが溶けるまで、泡だて器やゴムベラで優しく混ぜ、完全に馴染ませます。ゼラチンがダマにならないよう、均一に溶かすことがポイントです。
Step 7
出来上がったパンナコッタ液を、準備しておいた器にそっと流し入れます。もし表面に泡が浮いていたら、スプーンで軽く取り除くか、器の底を軽くトントンと叩いて空気を抜いてあげると、より滑らかで美しい仕上がりになります。器には、およそ大さじ4~5杯分が適量です。

