
あさりの旨味たっぷり!風味豊かなあさりご飯の作り方
あさりの旨味たっぷり!風味豊かなあさりご飯の作り方
冷凍あさりむき身で作る美味しいあさりご飯のレシピ
海の香りをぎゅっと閉じ込めたあさりご飯は、普段の食事にも特別な日にもぴったりな一品です。特に魚介を使った料理は、新鮮な食材の下ごしらえが美味しさの半分を決めます。このレシピでは、冷凍のあさりむき身を使って、手軽でありながらも深い旨味を引き出す方法をご紹介します。あさりのぷりぷりとした食感と、磯の香りがご飯一粒一粒に染み込み、忘れられない美味しさになるでしょう。下ごしらえに少し手間がかかりますが、その手間が加わることで、さらに美味しい一膳が完成します。さあ、美味しいあさりご飯作りを始めましょう!
ご飯の材料- 米 2カップ
- 昆布だし・いりこだし 2カップ
調理手順
Step 1
まず、米2カップを丁寧に洗います。洗った米は冷水に40分以上しっかりと浸しておくと、ご飯粒がよりふっくらと美味しく炊き上がります。浸水させた米はザルにあげ、水気をしっかりと切って準備しておきましょう。
Step 2
冷凍あさりむき身400gは大きめのボウルに入れ、室温でゆっくりと解凍します。あさりの身が解凍されたら、あさりに付いている「足(ひげ)」を一つ一つ丁寧に、しっかりと取り除いてください。この工程が、あさりの食感と味を決める大切なポイントです。
Step 3
ひげを取り除いたあさりの身は、流水で洗うのではなく、大きめのボウルにきれいな水をたっぷり入れて、その中にあさりを入れ、優しく振り洗いするように洗います。こうすることで、あさりの汚れを取り除きながら、新鮮な味を保つことができます。
Step 4
きれいに洗ったあさりの身は、ザルにあげて水気を完全に切っておきます。水気が残っているとご飯がべたつく原因になるので注意しましょう。
Step 5
いよいよご飯を炊く準備です。温めた鍋にごま油大さじ2をひき、あらかじめ浸水させて水気を切った米を入れます。
Step 6
中弱火にかけ、しゃもじで混ぜながら米粒がくっつかないように炒めます。米粒が半透明になるまで、約2〜3分間均一に炒めましょう。米粒が半透明になると、ご飯粒がよりパラッとして美味しくなります。
Step 7
米粒が半透明になるまで炒める工程は、ご飯の食感を活かすために非常に重要です。米粒の表面の水分が飛ぶことで、炊き上がりがよりパラパラとしたご飯になります。
Step 8
半透明に炒まった米の上に、準備しておいたあさりのむき身を全て加えて一緒に炒めます。あさりの身が少し火が通ってきて、美味しい香りがしてくるはずです。
Step 9
あさりの身がプリッとしてきたら、準備しておいた昆布だし・いりこだし2カップを注ぎます。だし汁を使うことで、ご飯に旨味と深い風味を加えることができます。
Step 10
だし汁を注いだら、米とあさり、だし汁が均一に混ざるように、しゃもじで一度全体を優しく混ぜ合わせます。だし汁が米粒の間によく染み込むようにする工程です。
Step 11
鍋に蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にし、8〜10分間炊き続けます。ご飯が炊きあがったら火を止め、蓋はそのままにして5分間蒸らします。蒸らすことで、ご飯がよりしっとりと柔らかく仕上がります。
Step 12
ご飯が蒸れる間に、美味しいねぎだれを作りましょう。きれいに洗って小口切りにした小ねぎ2カップに、醤油大さじ3、ごま油大さじ1、白ごま大さじ1、そして昆布だし・いりこだし大さじ3を加えてよく混ぜ合わせます。お好みで、輪切りにした青唐辛子やみじん切りにしたニンニクを少量加えても美味しいです。
Step 13
蒸らし終わったあさりご飯は、蓋を開け、しゃもじで底から優しくほぐし、ご飯粒が固まらないように混ぜ合わせます。あさりの身を潰さないように、丁寧に混ぜてください。
Step 14
出来上がったあさりご飯をお茶碗に盛り付けます。その上から作ったねぎだれをたっぷりとかけ、混ぜていただくと、新鮮な海の幸の風味とねぎの香ばしさを同時に楽しめる美味しいあさりご飯の完成です。どうぞ召し上がれ!

