
厄除けに!甘くて美味しい冬至の小豆粥(パッチュク)
厄除けに!甘くて美味しい冬至の小豆粥(パッチュク)
冬至の小豆粥(パッチュク)の作り方
冬至の日に、魔除けと健康を願う伝統的な小豆粥(パッチュク)のレシピをご紹介します。赤い小豆をベースにした温かいお粥は、ご飯の代わりにもなる栄養満点の一品。お米を加えてより滑らかな食感にしたり、うどん(カルグクス)を入れて小豆うどん(パッチュクッス)としても楽しめます。小豆の赤い色が邪気を払うと信じられていた、昔ながらの知恵を感じてみてください。
お粥の材料- 小豆 1カップ
- 浸水させた米 1/2カップ(または余ったご飯)
- 塩 小さじ1
- かぼちゃ 1/4個(または小さいものなら1/2個)
- 水 1.5リットル
調理手順
Step 1
まず、小豆はボウルに入れて、数回優しくもみ洗いしてください。小豆の表面についたほこりや古い皮を取り除く作業です。かぼちゃも同様に、外皮をたわしなどでよくこすってきれいに洗っておきましょう。
Step 2
きれいに洗った小豆を鍋に入れ、少量の水を加えて約10分ほど茹でます。この茹で汁は捨ててください。この工程は、小豆に含まれるアクやサポニン成分を取り除くのに役立ちます。消化器官が弱い方、お子様、ご年配の方と一緒に召し上がる場合は、この下茹でを必ず行うことをお勧めします。ダイエット中の方は省略しても構いません。
Step 3
きれいな鍋に1.5リットルの水を注ぎ、下茹でした小豆を入れます。水が沸騰したら火を中弱火にし、小豆が柔らかくなるまで1時間から2時間ほど、じっくりと煮込みます。小豆の粒が崩れるくらい、しっかりと煮崩れるまで火を通すのがポイントです。
Step 4
小豆が十分に煮えたら、浸水させておいた米(または余ったご飯)を加え、お米が柔らかく溶けるまで、時々かき混ぜながら煮ます。同時に、別のお鍋か圧力鍋を使ってかぼちゃを蒸します。圧力鍋にかぼちゃと水1/2カップを入れ、「白米炊飯」機能を使えば、短時間でとても柔らかく蒸すことができます。
Step 5
柔らかく蒸えたかぼちゃの種とワタを取り除き、フォークなどで潰します。潰したかぼちゃを小豆粥の鍋に加え、よく混ぜ合わせます。塩で味を調えたら、温かい器に盛り付けて完成です。かぼちゃの自然な甘みが、小豆粥の風味を一層豊かにしてくれますよ。

